04

気になるあの子


來狼が表通りを歩いていると角で隠れながら向こうを伺っているよ〜くしっている人影が


來「・・・・・・・・・・・・っよ。電」
電「!うおい!・・ああ、來かビックリした」
來「・・何やってんだおまえ?」
電「いや、その・・・ちょっとね;」


必死に隠す電をのけて角の向こうに目をやると
そこには1人の人影とその向こうに山のようにたまった・・・・
人?がいた。
皆気絶した男のようだが;
そしてたっているのは女の子らしい
赤みがかったピンクの体に頭にヘアバンドをし。紅葉を飾りに付けている。


來「・・・・もしかしてこれは「ス」で始まる行為では?」
電「違う!!・・・」
來「・・・・・・」
電「これは・・・・・」
來「・・・・・・」
電「その・・・・・・」
來「・・・・・・」
電「・・・・そうですorz」
來「ありゃ〜」


これぞ無言の重圧ってとこか


來「まあ一つだけ言えるとすれば」
電「?」
來「眼帯ヤローがいなくて良かったな」
電「それは俺も思った;」
???1「なんだか面白い話が聞こえるではないか」


どこからか声がする
近い。ような・・・・
二人があたりを見回すと
カクジツニ不自然な箱発見
もう誰なのかは100%中120%ぐらい解っていた


???1「お前らの言う眼帯ヤロー登場♪ハッハッハぁ」
來・電『お前は何モンだよ夕日』
夕「電ちゃんよ〜♪何やってるのかな〜?お兄ちゃん(違うけど)に話してくれないかな〜」
電『こう言うときは確実に出てくるな』
夕「なんていうか・・あたって砕けれb・・・」
電「一番年上で経験のないお前が言うな」
夕「ひど!!」
來「このままでいいのか。この「ス」で始まる行為のままで」
夕「あの子なんて言うんだよ」
電「・・秋那・・」
來「秋那ちゃんどっかいくぞ」
電「!」


確かにどこかにいこうとしていた。
と言うか一瞬で走っていなくなった


三人「はや!!」


追いかける三人



街路地


夕「ぜぇー、ぜぇー、ふぅ〜やっと止まったな;」
來・電「ああ;」


みんな息切れしている


夕「もう、メンドイカラ電GO!!」
電「ちょ;ぎゃ!!」


電は蹴飛ばされた。


ドサ!


秋「!!何君?」
電「いてててて・・・あ・・」


電は秋那の前に倒れていた
二人が沈黙・・・・・・
すると秋那がかなりジト目になっていった


秋「もしかして君もあの馬鹿どもと同じ分類の人?」
電「ち・・違う・・俺は・・・・・・」



角での二人


夕「あ〜ありゃダメだな」
來『ナゼに解る;』
夕「これ出すか。最終兵器」
來「ちょ!!;おま;」


夕日が手に持ているのは・・看板?
まさか;

とか考えているうちに夕日は向こうの角にいた

どうやって?てか早いよお前も;



戻って

秋「じゃあ何?」
電「えっと・・・」


電龍王ピンチ!
とそこである物に気づいた。
向こうの角で夕日が何かを持っている
看板のようだ。そしてこう書かれていた

[俺は君が好きダァーー(ハートマーク)]でかでかと


電『ちょアレってまさかカンペ?。てかおい!』
秋「ん?」


秋那うしろを振り向いた
やば・・・・くなかった。
消えていた。何者?でもこのままじゃ・・・・・

電は決心した
多分この決心は生死を決めるのとあまり大差ない重さのような気もした


秋「きみs・・・」
電「俺は君が好きダーーー!!」(大声)


・・・・しばらく沈黙が続いた・・・・



來『あいつ;』
夕「マジで言ったな♪」


気づけばよこに夕日がいた


來「なあ、聞きたいのだが」
夕「ん?」
來「おまえなにもn」
夕「お!動いた」
來『こいつ〜#』



秋「っで?何?・・・」
電「あ、えっと・・・」


どっちも少し恥ずかしそうだった


電「つきあったりしてくれませんか?」
秋「・・・・・・・・」


彼女の右手が上がる


ガス!!!!!!


夕・來『無言で裏(裏拳)逝ったーーーーー!!!!!』



秋「面白いね君。ちゃんと告ってきたのは君が初めてだよ。」


少々楽しそうに秋那は言った


秋「じゃあ駅までの競争で勝ったら考えてあげる。じゃ、ヨーイドン」
電「いててててて・・・・うおい!!はや!!」


めっちゃ早いんですけどあの子
電も遅れてスタートした


夕・來『な・なんだってぇーーー!これは予想だにしなかった!!』
夕「は、面白くなってきた♪」
來「お前のせいでな;」



駅の少し手前


秋『へへん、楽勝楽勝。このまま一気にごーr・・』


秋那よこを何かが横切った。
電気?

そして気づくと前に電龍王がゴールしていた


電「か・・勝ったよ;」


ちょっと息切れしてる
秋那は電龍王をまじまじと見つめる
少々電が押され気味だった


秋「・・・・わぁ♪ 何今の!?」
電「え;!!」


さっきまでとは違いかなり明るい。
さっきまでと言ってもこの明るさはスタート直前も一回


秋「君ホント面白いね。名前は?」
電「で・・電龍王;」
秋「じゃあ宜しくね。電ちゃん♪」
電「え!てことは」
秋「ところで・・・」


秋那は近くの角を指さし言った


秋「あの隠れてる二人は知り合い?」
夕・來『ギク!!』
電『気づかれて他のね;』「・・・・うn、まあ」

秋「出ておいでよ」
夕『このままやりきるぞ』
秋「早く!!!!!!#」
來・夕「はいぃぃ!!!」


渋々と出てくる二人
もう滝のような汗が;


秋「こそこそしちゃってさ〜殴ってイイ?電ちゃん」
電「オレンジの方なら」
夕「おい!!・・・・;」


ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

ぼっっこぼこにされてました


秋「ふぅ〜、そう言えばお名前は?」
來「來狼です」
電「さっき殴ったのは夕日色」
秋「じゃあ宜しくね來ちゃん・夕ちゃん♪」
來「宜しく;」
夕「宜しくお願いしますお嬢様」
秋「そろそろ行かなきゃ。じゃあね〜♪」


すごい早さでいなくなった



來「っで?結果は電?」
電「えぇ!・・・多分・・OK?」
夕「俺からだ持つかなぁ;・・・・」(小声)


來は電をこ突いて言う


來「・・・この色男が」
電「な!來まで!!」